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みくさんとアカイトさん
我が家設定にもほどがあるので、注意注意注意
かつ小話 短いです
**********
ばきり、とかったるい音がした。
痛みの免罪符
「(ああ、ああ)」
手の中に残った妙な感触にみくは打ち震える。
奇妙な喪失感と罪悪感と、それから快楽がAIに迸った。
みくの手のひらにはぽたんと黒い外耳パーツがある。
そしてその外耳パーツの持ち主だった赤い髪のVOCALOIDは、みくの手の中と自分の手とを見比べてぽかんと口を開いていた。背の高い彼はぺたりと床に座り込んでいて、だから立っているみくを自然と見上げる体勢になる。
その様子が酷くみくの嗜虐心を駆り立てた。
「……あ」
ざり、とどこかノイズの混じった音声。
丸く見開かれた、ウサギのような真っ赤な瞳には、愉悦に顔を歪ませたみくがいる。
「み、く? それ……」
「お兄ちゃん、これちょうだい」
愛しい兄の耳は、みくの手のひらで徐々に光を失う。
垂れ下がったコードから、ぽたりと液体が漏れた。
「だっ、駄目に決まって、」
「お兄ちゃん」
その液体を細い指で受け止めて、舐める。
警告を含むダイアログが擬似的な味覚を刺激した。
「大好きだから」
(だから、いいでしょ?)
**********
ヤンデレって定期的に書きたくなるよ ね
我が家設定にもほどがあるので、注意注意注意
かつ小話 短いです
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ばきり、とかったるい音がした。
痛みの免罪符
「(ああ、ああ)」
手の中に残った妙な感触にみくは打ち震える。
奇妙な喪失感と罪悪感と、それから快楽がAIに迸った。
みくの手のひらにはぽたんと黒い外耳パーツがある。
そしてその外耳パーツの持ち主だった赤い髪のVOCALOIDは、みくの手の中と自分の手とを見比べてぽかんと口を開いていた。背の高い彼はぺたりと床に座り込んでいて、だから立っているみくを自然と見上げる体勢になる。
その様子が酷くみくの嗜虐心を駆り立てた。
「……あ」
ざり、とどこかノイズの混じった音声。
丸く見開かれた、ウサギのような真っ赤な瞳には、愉悦に顔を歪ませたみくがいる。
「み、く? それ……」
「お兄ちゃん、これちょうだい」
愛しい兄の耳は、みくの手のひらで徐々に光を失う。
垂れ下がったコードから、ぽたりと液体が漏れた。
「だっ、駄目に決まって、」
「お兄ちゃん」
その液体を細い指で受け止めて、舐める。
警告を含むダイアログが擬似的な味覚を刺激した。
「大好きだから」
(だから、いいでしょ?)
**********
ヤンデレって定期的に書きたくなるよ ね
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