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カイメイといえばカイメイ
そうじゃないといえばただの会話文
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「めーちゃん」
「なによ」
カイトは手元のテキストデータに目を落としている。メイコは点いているだけの動画を惰性で見つめている。
いつもはだいたい他の家族が居る共有フォルダ内も、珍しく今日は二人きりだった。
call you !
「めー」
「んー」
「めいこー」
「なにー?」
「メイコちゃんー」
「……」
「先輩ー」
「はいはい」
「お姉ちゃーん」
「あー」
「メイコさん」
「なによ」
「姐さん」
「あんたはマスターかっての」
「……めーちゃん」
「はいはい、何よ」
そちらに顔を向けると、相変わらずカイトはテキストデータをスクロールしている。
なんとなくその肩の安定感が気になったので、そちらへ擦りより、寄りかかった。
数瞬、その青い瞳が揺らぎメイコのほうを伺うが、またすぐにデータの方へ戻っていく。
「……カイト」
「んー?」
「かーくん」
「うん」
「カイトくん」
「うんうん」
「カイちゃん」
「っは、うはは」
「お兄さん」
「はいはい」
「弟君」
「そんな呼ばれかたは珍しいな」
「バカイト」
「ひでぇ」
「……カイト」
「なに? めーちゃん」
二人の視線は交わらない。
寄せ合いもたれ合った肩は揺らがない。
「「よんでみただけ」」
やっぱり視線もあわせずくすくすと笑って、さてとメイコはそろそろやってくるであろう家族を出迎える準備を始める。
「……カイトくん、手伝いなさい」
「はいはい、わかったよメイコちゃん」
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カイメイいろんな呼び方
メイコがカイトを君付けで呼んでるっていうのに妙に萌えます
あとカイトがメイコを「メイコちゃん」って呼んでたりしたらそれはなんかムカつく感じが萌えます。むしろそう呼ばれていらっとしてるであろうメイコに萌えます
短いなぁ
なんか最近小話ばっかり書いてる気がします
欲望の赴くままに書きすぎだよ!
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