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アペンドの話
あの新デザインのエロさは異常 なにあれときめく


小話なのでめっちゃ短いです


本当に短いので続きに拍手の返事を格納してあります

**********



『初音ミク』に追加パックが発売されたことは知っていた。




  追加パックのはなし




「いや、買う予定はないが」

「え、買わないんですか?」

「買っても使いこなせる気がしないしな。精々solidとvividくらいしか使う気がしない」

「ああ、確かにそんな気はしますが……」

「初音君はほしいのか、追加パック」

「それを私に聞きますか?」

「ん? ほしいのか?」


 首を傾け、彼はミクを見やる。
 彼女自身にそういった意志だとか願望があるのが当然だというように。


「表現が広がるのは良いことだとは思います」

「うむ、そうだな。で、欲しいのか欲しくないのかどっちなんだ」

「……明言しかねます」

「曖昧だな。はっきりしたまえよ」


 お前が買うんだからお前が決めろよ、という言葉を必死で飲み込み、ミクはひきつる人工の表情筋を押さえつける。
 そうしている間に、彼は手元にあったパソコンのキーボードをたたき、なにやら検索を始めたようだ。「Go○gle先生にー、答えをー聞きにいこうー」という節を付けたような独り言が聞こえてくる。


「ふん、Append、なぁ……」


 そうして表示された追加パックについての公式ページと、既に購入した者が感想を書き込む掲示板とを同時に表示し、ぎっとデスクチェアへもたれ掛かった。
 傍らで外部端末に入り立っていたミクも、自然にその画面をのぞき込むような視線になる。


「……買うか」

「え?」

「よし、買おう。購入決定だ。そうと決まれば注文だな」

「え?」

「初音君、どこでも良いから通販サイトで購入しておいてくれたまえ。データパックとフルパックがあるようだがくれぐれも間違えないように、フルパックを注文しておいてくれ。
現金は口座から引き落としか、カードで頼む」

「は、はい」


 腕時計を確認し、席を立つと彼はかつかつと部屋から出ていく。
 その背中を見送り、表示されたままの画面を数秒見つめ、ミクは手早くそのパソコンの電源を落とした。
 確か午後からはルカとの歌の音合わせがあったはずだ。


「報告しようっと」


 心なしか足取り軽く部屋から出るミクは、『フルパック:新デザインの衣装付き』の文字を知らない。






**********

謝る準備は出来ている!

なつ様>
ぽルカと言われてあんなオールキャラかつぽとルカの絡みすくNEEEEEEなものを書いてしまってすみません。お気に召しましたら物凄い懐の深さにダイブです有難う御座います
楽しんでいただけたのなら嬉しさで私は発射されます
グミは色々と登場回を考えている最中なので、よろしければお楽しみに待っていてください
こちらこそ楽しく書かせていただきました。有難う御座います


拍手お返事

>「鏡音~」の方
鏡音ツインズは可愛いのですよ。
うちのブログの鏡音たちは大概可愛くないですが、世の双子の可愛さと言ったらもうね!

拍手[3回]

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